トヨタ ハリアーのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part1

ガラス撥水コーティングはただ単にコーティング剤を塗るのではなく、ガラス研磨を行って不純物を除去した上で施工しなければ良い効果は得られません。
コーティング施工の様子をお伝えします。

トヨタ ハリアー G
昨年8月末にコーティング説明をお聞きいただいたお客様ですが、7～8ヶ月前に新車納車された際には他のコーティングプロショップでボディやガラスのコーティング等を施工されたようです。

改めてご相談をいただいた理由は「メンテナンスも含めて色々と思わしくない状況」とのこと。

ボディの状態を確認してみると全体がシミだらけになっており、ボンネットにはタイヤの跡のような施工ムラもある状態で、お客様もビックリされていました。

ガラス部分にも気になる点があるということで、カーコーティングとガラス撥水コーティングの再施工をご依頼いただきました。
ありがとうございます。

2話に分けてご紹介させていただきます。

トヨタ ハリアーのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part1
トヨタ ハリアーのカーコーティング part2

トヨタ ハリアーのガラス研磨・ガラス撥水コーティング

ガラス研磨・ガラス撥水コーティングから取り掛かります。

まずはガラスの状態をチェックしていきます。

お客様が特に気にされていたクォーターガラスですが・・・

濡らして絞ったタオルで拭いてみると・・・

ケミカル剤の影響か、縦に筋が付いている部分が少し陥没してしまっています。

フロントガラスに水を吹き掛けてみると・・・

このように不純物だらけの状態です。

この他のガラスもチェックしてみましたが、コーティング剤を塗っているだけの施工をしていたようで下地処理を行っている形跡はありませんでした。

ただ単にコーティング剤を塗っただけ・・・という素人でも出来る施工です。

ボディコーティングと一緒にサービスで施工してもらったようですが、不純物の上にどんなコーティング剤を施工しても密着が悪く、耐久性や防汚性等にも悪影響を与えてしまいます。

プロ施工店と名乗っているところでこのような施工をしているとは正直驚きました。
ハッキリ言ってしまえば、ただでもやってもらわない方がマシなレベルです。

水の弾き方だけでコーティングが効いているように見せることは簡単ですが、防汚性を上げる目的のコーティングとは全くの別物です。
決して弾いているから効いている・・・とは限らないということです。

このあたりはコーティング説明でわかりやすくお伝えしていますので、コーティングをご検討中の方は是非お聞きいただければと思います。

どんなコーティングにも言えることは「コーティングは下地処理で大きな差が生まれる」ということです。

ガラス撥水コーティングの下地処理の位置付けはガラス研磨になります。

特殊溶剤と研磨機材を使用したガラス研磨

ガラス研磨を行ってキレイなガラスにしていきます。

特殊溶剤とサンダーやポリッシャー等の研磨機材を使用してガラスを磨いた後・・・

再度フロントガラス全体に水を吹き掛けてみると・・・

ガラス研磨を行った部分は不純物がなくなって水が親水状態で流れ落ちているのに対して、まだ磨いていない部分は吹き掛けた水が不純物に付着して残ってしまっています。

左右どちらにコーティングを施工したら良い結果になるか、誰が見てもわかると思います。

残りの部分も同様に磨いていきます。

不純物のないクリアな状態になりました。

ガラス撥水コーティングをする上で、ガラス研磨は下地処理の位置付けになりますので必須工程になりますが、この研磨処理を一般の方が行うのは技術的に難しいと思います。

市販の研磨剤を使って自分で磨いてみたものの、ガラスが傷だらけになってしまったというご相談をたくさんいただいていますし、そのほとんどはガラス交換をする羽目になっていますので絶対にやめましょう。

最初から「研磨技術のあるプロの施工店」に依頼することをお勧めします。

この他のガラスも同様に磨いていきます。

フロントベンチガラス

フロントドアガラス

リアドアガラス

リアベンチガラス

クォーターガラス

リアガラス

全面ガラスを磨いて不純物のないクリアな状態にしたら、コーティング施工前の準備は完了です。

ガラス撥水コーティング 施工

ガラス撥水コーティングを施工していきます。

ガラス撥水コーティングの乾燥処理

ガラス撥水コーティング施工後は、ヒーター乾燥処理をしていきます。

ガラス研磨・ガラス撥水コーティングの完成

ガラス研磨・ガラス撥水コーティングの完成をご覧ください。

バッチリキレイになりました。

ただ弾いているだけではなく、しっかりと防汚性をまとってよみがえりました。

車の大きな面積を占めるガラス部分にガラス撥水コーティングを施工して防汚性をUPさせることで、お手入れが楽になりキレイな状態を維持しやすくなります。

ガラスがシミだらけになってしまうと、車のイメージダウンになるだけでなく、雨の日の運転や夜間走行の際に視界が悪くなって危険を伴います。

ティーズフィルムにご依頼いただければ、ただ単に塗るだけのような簡易的なコーティングではなく、プロの技術を駆使したガラス研磨によってクリアなガラスにした上でガラス撥水コーティングを施工さていただきます。

キレイなガラスを維持したい方はもちろん、既にガラスがシミだらけでお困りの方も広島市安佐南区のティーズフィルムにご相談ください。

トヨタ ハリアーのカーコーティング part2 の記事に続く・・・
2024/12/14  19:00UP予定です。

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