カーコーティング施工車の板金塗装修理をする場合、その修理した部分は洗って塗るだけの施工ではなく、必ず磨き直しを行った上でコーティングの再施工をしています。
施工の様子をお伝えします。
マツダ ロードスターの板金塗装修理 part1
マツダ ロードスターのカーコーティング・コーティングメンテナンス part2
マツダ ロードスターのカーコーティング・コーティングメンテナンス
マツダ ロードスター
塗装の乾燥期間を置くために、1ヶ月以上経て再入庫いただきました。
修理箇所のコーティング再施工に取り掛かります。
コーティング施工箇所以外の部分は、トップコートメンテナンスをご依頼いただいていますので、早速作業に取り掛かります。
ティーズクリアーコーティング Regular・コーティングメンテナンス
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
まずは特殊照明を配置したコーティングブース内において、計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
塗装修理した際の磨き跡等、微細なダメージも見逃しません。
ちなみにこれらは塗装修理をすれば当たり前に付いているものです。
うちの提携先の塗装屋さんは、塗装業者さんの中ではむしろ磨きが上手な方だと思います。
しかし、我々が行っている研磨処理とは全く別物ですので、これらをキッチリ磨き直した上でコーティング施工をする必要があります。
これらのダメージがちゃんと見えているからこそ、適切な処理が可能になりますね。
計器類も使用しながらボディの状態をしっかりと把握しました。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
ボディ全体を丁寧に洗車しました。
下地処理 磨き前の下処理
次は磨き前の下処理に取り掛かります。
コーティング再施工する部分以外は、メンテナンス作業で進めていきます。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を、特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
特殊溶剤に反応して浮き上がって来た不純物を・・・
ボディを傷めることなく分解除去しました。
塗装修理した部分も不純物が浮き上がってきましたので・・・
分解除去クリーニングしました。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
このように汚れたタオルがたくさん必要でした。
それだけ洗車では落とすことが出来ない不純物が多く付着していたということです。
コーティングメンテナンスの一番の目的は不純物除去ですが、これらの処理を定期的にすることなく「愛車のキレイ」を維持していくことは不可能だと思います。
下地処理 ボディ磨き
ボディ全体のクリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
コーティング再施工部分の磨き直しをしていきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きを行った変化をご覧いただきましょう。
これらのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 167ミクロン
光沢計の数値は 90 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 166ミクロン
わずか1ミクロンの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 94 までUPしています。
目視でもこのように変化していることがわかりまます。
このボディ磨きが終わったら、次はコーティングの部分施工に取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
ボディ磨きで引き出した塗装のツヤ・光沢が更に変化していることがわかります。
このベースコートによって圧倒的なヌレツヤ感が生まれ、より深みを増して変化しました。
2層目 ガラスコーティング TG
ベースコートでボディを保護したら、次はガラスコーティング TG で防御被膜を形成していきます。
3層目 防汚性UPコーティング SF
コーティング再施工箇所以外の部分はトップコートメンテナンスをご依頼いただいていますので、防汚性UPコーティングSF をボディ全体に施工していきます。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はヒーター乾燥処理です。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
コーティングの部分施工箇所以外は、メンテナンス剤を施工してツヤ・光沢・防汚性を復元させました。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regular・コーティングメンテナンスの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 部分施工と、コーティングメンテナンスの完成をご覧ください。
何事もなかったかのように、無事復活しました。
お客様にも『 キレイにしてもらってありがとう。』と大変喜んでいただきました。
今回は板金塗装修理・カーコーティング部分施工・コーティングメンテナンスをご依頼いただきましてありがとうございました。
今後もしっかりとサポートさせていただきますので、末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
カーコーティングをご検討中の方、まずは約3時間のコーティング説明をお聞きください。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等、愛車のキレイを維持するために役立つ情報を惜しみなくお伝えさせていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点がたくさんあります。
しっかりとアドバイスさせていただきますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ や ホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
愛車のキレイをお求めの方は、広島市安佐南区のティーズフィルムにご相談ください。
マツダ ロードスターの板金塗装修理 part1
マツダ ロードスターのカーコーティング・コーティングメンテナンス part2
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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