板金塗装修理やパーツ交換をした車にカーコーティングをする場合、必ず磨き直しをした上でコーティング施工をしています。
洗って塗るだけではありません。
コーティング施工の様子をお伝えします。
日産 エルグランドの板金塗装修理 part1
日産 エルグランドのカーコーティング part2
日産 エルグランドのカーコーティング
日産 エルグランド
板金塗装修理後、損害保険会社とお客様との間で話をされていましたが、まともな説明責任は一切果たされることなく、結果的にお客様が諦める形になってしまったようです。
当然のことながらそんな保険会社に加入し続けるわけもなく、お客様は解約されて別の保険会社に加入されました。
加入する損害保険会社選びは重要です。
いざという時のための損害保険なのに、値切ることしか考えない、またお客様が納得するような説明責任を果たさない保険会社に加入する意味はありません。
保険代理店は、保険会社のマイナス面をお客様に伝えることが出来ません。
もちろんお客様のことを第一に考えているところもありますが、肝心な保険会社自体が全くお客様の方を向いていないようなところだと、いくら代理店が声を上げても相手にさえされていないのが現状です。
やはり手数料をもらっている立場なので非常に弱い立場にありますから、ある意味しょうがないのかもしれません。
その点ティーズフィルムは保険代理店ではありませんので、全くそういったしがらみがありません。
だからこそ本当にお客様の立場に立ったアドバイスが可能になるわけです。
「加入する損害保険会社選び」のアドバイスもしっかりとさせていただきますので、お気軽にご相談いただければと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、こちらのお車はお客様とご相談させていただいた結果、初回のコーティング施工から4年弱経過していることもあり、ボディ全体のダメージも若干増えてきたことから、今回板金塗装修理をした部分だけでなく、ボディ全体のコーティング施工をすることになりました。
ティーズクリアーコーティング Regular
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等を用いながらボディ状態をチェックしていきます。
塗装修理部分には磨き跡が残っていますし、それ以外の部分も・・・
経年によるダメージがそこそこ増えてきている状態です。
傷やシミの付かない夢のようなコーティングはありませんので、施工技術の確かな施工店で何らかのコーティングを施工した後、洗車傷やシミ等のダメージを如何に軽減するかが良いボディ状態をキープすることにつながります。
だからこそティーズフィルムでは・・・
「コーティングはかけて終わりではなく、そこからが始まり」
「やりっ放しのコーティングなら、やらない方がマシ」
・・・とお伝えしているわけです。
それでもダメージは蓄積するので、長期間乗り続けるのであれば何らかのリカバリーは必要になってきます。
このあたりについて詳しくはコーティング説明でお伝えしていますので、「愛車のキレイ」を維持したい方は是非お聞きいただければと思います。
計器類も使用してボディの状態をしっかりと把握しましたので、最善の処理を施してキレイに仕上げていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
洗車はコーティングの基本中の基本なのは言うまでもありませんが、この洗車をする時点でボディにダメージを与えているような施工業者があるので注意が必要です。
洗車に使用している道具を見ればわかります。
ティーズフィルムのお客様であれば、この意味は理解されていますね。
下地処理 磨き前の下処理
次は磨き前の下処理に取り掛かります。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
塗装修理した部分も不純物が浮き上がってきましたので・・・
分解除去してキレイにしました。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
ちなみに使ったタオルは写真にある4枚どころではありません。
かなりの枚数必要な程の不純物が付着していました。
ティーズフィルムでは、この純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ内容を、コーティング施工後のメンテナンスでも行っています。
非常にリーズナブルな価格で取り組んでいるため、お客様からは大変喜んでいただいております。
全く採算が取れませんが、全てはお客様の「愛車のキレイ」を維持するための取り組みです。
下地処理 ボディ磨き
次はボディ磨きに取り掛かります。
本来であればティーズクリアーコーティングのメリットである「塗装を減らさないリカバリー」を生かしたいところですが、塗装修理箇所の磨き直しもありますし、その他の部分も残念ながら研磨処理は必要なボディ状態です。
それでもむやみやたらに磨くのではなく、極力塗装膜厚を減らさない研磨工法で塗装のツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きによる変化の様子をご覧ください。
まずは塗装修理箇所の磨き直しから。
塗装屋さんの磨き跡を・・・
キッチリ磨き直してこの通りです。
その他の部分もビフォーアフターをご覧いただきましょう。
しっかりよみがえっているのがわかりますね。
このボディ磨きはただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 183 ミクロン
元々は中古でご購入されたお車ですが、おそらくその際に塗装されていると思います。
膜厚を見ればわかりますね。
光沢計の数値は 88 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 182ミクロン
わずか1ミクロンのみの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 94 までUPしています。
「愛車のキレイ」を如何に長く維持出来るか・・・は、コーティングの土台となる塗装の状態によって異なります。
塗装のツヤ・光沢を引き出すための「ボディ磨き」ですが・・・
「塗装を磨く」=「塗装を削る」=「塗装が薄くなる」=「塗装が弱くなる」
研磨の仕方によっては塗装を弱めることになってしまいますので、ただ単に傷を消すことだけを考えるのではなく、極力塗装に負担を掛けない研磨処理をする必要があります。
コーティング施工後に良いボディ状態を維持出来るかどうかは、コーティングの土台となる塗装の状態によって大きく左右されるということを是非知っておいていただきたいと思います。
近年薄くなっている塗装膜厚は「愛車のキレイ」を維持していく上で決して無視出来ませんので、各計器類は研磨処理において必要不可欠なアイテムですし、これらを用いることで塗装を極力減らさないことを一番に考慮して取り組んでいます。
研磨した部分とそうでない部分の違いは歴然です。
この研磨処理によってボディ全体を磨いたら下地処理までが終了。
ここからコーティング施工に取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が、更に深みを増して変化しているのがわかります。
このベースコートによってティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
2層目 ガラスコーティング TG
3層目 防汚性UPコーティング SF
ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSFで防汚性能をプラスしました。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、1パネル毎温度管理しながら乾燥処理をしていきます。
この乾燥処理によってコーティングの硬化を促進させるだけでなく、表面硬度を上げておくことで初期不良等も起こり難くなります。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regularの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。
圧倒的なヌレツヤ感が復活しました。
とても新車から5年以上経過している車には見えませんね。
お客様にも『 いつ見てもスゴいですね。色も変わって。いつも鳥肌が立ちます。』と大変喜んでいただきました。
今回も板金塗装修理をはじめ、カーコーティングの再施工までお任せいただきまして、ありがとうございました。
お客様にはティーズフィルムが付いていますので、何度でもこの良い状態に復元することが可能です。今後は損害保険会社も変えられましたし、万が一何かあっても安心ですね。
これまで同様にアフターフォローもしっかりと務めさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点等のアドバイスがたくさんありますので、出来るだけお早めにお聞きいただければと思います。
納車の1ヶ月以上前が理想です。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には施工ブログやホームぺージ等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。
日産 エルグランドの板金塗装修理 part1
日産 エルグランドのカーコーティング part2
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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