ただ単に洗って塗るだけの数時間で終わる簡易的なコーティングも、施工技術を駆使した下地処理を行った上で施工するコーティングも、名前は同じコーティングです。
施工の様子をお伝えします。
プジョー 308SWのホイールコーティング part1
プジョー 308SWのカープロテクションフィルム part2
プジョー 308SWのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part3
プジョー 308SWのカーコーティング part4
プジョー 308SWのカーコーティング
プジョー 308SW GT
カーコーティングに取り掛かります。
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
まずは特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
洗車傷やシミだけでなく、磨き跡も多く見られました。
こちらのお車には約1年前に全国にある某有名なショップの直営店で1番高いとされるコーティングを施工されています。
洗って塗るだけのコーティングなので、おそらく磨いていません。
そもそもしっかりとダメージが確認出来るだけの照明設備がありませんので、新車時からあるバフ目の上にそのままコーティングをしているのだと思います。
万が一、磨いていたとしたら、それはそれでダメな仕上がりですが・・・。
コーティングは下地処理によって差が生まれます。
名前や宣伝文句に惑わされることなく、施工技術のあるコーティング施工店に依頼することをお勧めします。
コーティング業者の選び方を知りたい方は、コーティング説明をお聞きください。
ボディ状態をしっかりと確認したら、早速作業に取り掛かります。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
一般の方は正しい洗車方法をご存じありませんが、「洗車のプロ」と謳っているところにも、実は間違った洗車をしているところがあるということを知っておいた方が良いと思います。
使用している道具を見てみればわかりますよ。
下地処理 磨き前の下処理
次は磨き前の下処理に取り掛かります。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
こちらも特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
分解除去クリーニングしました。
この他の部分もパーツの継ぎ目や給油口の中、エンブレム周りやグリル、ナンバープレートの裏側等々、細部に至るまで特殊溶剤や熊野筆等を使ってクリーニングしていきます。
コーティングを施工した後、ノーメンテナンスですのでかなりの不純物が付着していました。
お手入れを小まめにされていたようですが、やはり「日頃のお手入れ」だけでなく「定期的なメンテナンス」は欠かせませんね。
下地処理 ボディ磨き
次はボディ磨きに取り掛かります。
極力負担を掛けないいつもの研磨工法でツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。
※ こちらはプロテクションフィルムを貼る前の写真です。
大小様々なポリッシャーを使い分けて、細部に至るまでキッチリ磨きました。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きによる変化をご覧いただきましょう。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 83.1 ミクロン
輸入車にしてはかなり薄い膜厚です。
光沢計の数値は 87 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 82.1 クロン
わずか1ミクロンのみの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 92 までUPしています。
ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、ある程度の施工技術があるプロであれば出来て当たり前だと思いますが、愛車のキレイを如何に長く維持していくか・・・を考えている本当のプロであれば、コーティングの土台となる塗装を一番に考えて研磨処理を行うはずです。
「塗装を磨く=塗装を削る=塗装膜厚が薄くなる=塗装が弱くなる」
ティーズフィルムでは塗装膜厚を極力薄くせずに傷を消し、塗装のツヤ・光沢を引き出す研磨工法で磨いており、各計器類を用いて1工程に磨く塗装膜厚を0.8~1.2ミクロン程度に抑えるようにしています。
研磨後の状態を目視で確認をすると・・・
このように変化しています。
このボディ磨きで全体を磨いたら下地処理までが終了。
ここからやっとコーティングに取り掛かります。
ティーズクリアーコーティング Special
クリアー樹脂ベースコート HYP
1層目のベースコートを特殊な研磨技術を使ってクリアー補充していきます。
このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
下地処理によって引き出した塗装のツヤ・光沢が、より深みを増して変化しました。
コーティング施工はまだまだ続きます。
ここから更に2層のコーティングをトップコートします。
ガラスコーティング GH coat
2層目のガラスコーティング GH coat で防御被膜を形成していきます。
このガラスコーティング GH coat は、かなり高額な価格設定にしてもおかしくないコーティングです。
お客様のご要望により・・・
これらの部分にも施工させていただきました。
防汚性UPコーティング SF
ここから更にもう1層。
3層目の防汚性UPコーティング SFを施工して、防汚性能をプラスしていきます。
このコーティングもかなりリーズナブルな価格設定にしています。
コーティングのヒーター乾燥
コーティング施工後はヒーター乾燥処理です。
コーティング施工後の初期不良を避ける意味でも、乾燥処理は重要な工程です。
細部まで仕上げ作業を行った後、最終チェックをしたら作業は完了です。
ティーズクリアーコーティング Special の完成
ティーズクリアーコーティング Special の完成をご覧いただきましょう。
圧倒的なヌレツヤボディに生まれ変わりました。
お客様にも『 今回も細かくやっていただいて、ありがとうございます。』と大変喜んでいただきました。
こちらのお車にもカーコーティング・ガラス撥水コーティング・ホイールコーティング・プロテクションフィルムをご依頼いただきまして、ありがとうございました。
前車のような塗装の問題はないものの、輸入車にしてはかなり薄い塗装膜厚でしたので極力ダメージを与えないように気を付けてお手入れをお願いします。
もう1台も含めてアフターフォローはお任せください。
しっかりとサポートさせていただきますので、今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけないアドバイスが多々ありますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ やホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。
プジョー 308SWのホイールコーティング part1
プジョー 308SWのカープロテクションフィルム part2
プジョー 308SWのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part3
プジョー 308SWのカーコーティング part4
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
用品などの各種見積もりもお任せ下さい!!