キッチリ下地処理をした上で施工するコーティングも、洗って塗るだけのコーティングも、名前は同じコーティングですが、仕上がり・防汚性能・耐久性は全く異なります。
施工の様子をお伝えします。
BMW 420iの板金塗装修理 part1
BMW 420iのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part2
BMW 420iのカーコーティング part3
BMW 420iのカーコーティング
BMW 420i
カーコーティングに取り掛かります。
ティーズクリアーコーティング Regular
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等を用いながらボディ状態をチェックをしていきます。
ボディ全体に洗車傷やシミ等のダメージが見られます。
購入時に車屋さんでコーティング施工されているようですが、たった数ヶ月で意味がなくなっています。
塗装修理した部分は・・・
塗装修理した際の磨き跡だけでなく、数ヶ月の間にダメージが増えてしまっている状態です。
ボディの状態をしっかりと把握しましたので、最善の処理を施してよみがえらせていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
洗車は優しく洗えば良いだけではありません。
どういったところに注意を払いながら洗えば良いのか、洗車教室でお伝えさせていただいています。
下地処理 磨き前の下処理
次は磨き前の下処理に取り掛かります。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車で落とせなかった不純物が特殊溶剤に反応して浮き上がってきました。
車屋さんでカーコーティングをかけて数ヶ月しか経っていない状況ですが、それでもノーメンテナンスなのでこのような状態になってしまっています。
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
このあたりも不純物の付着がかなり多いですね。
こちらは塗装修理したところではありませんので、コーティングがあった部分ですが、既にシミがかなり多い状態です。
分解除去でとりあえずここまで。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
このようなタオルが何枚必要だったことか・・・。
コーティングを施工した後のメンテナンスが如何に必要不可欠なのかが、これらを見ればよくわかると思います。
ティーズフィルムではこの純水洗車と磨き前の下処理とまったく同じ工程を、コーティングメンテナンスでも取り組んでいます。
どこにも真似の出来ない超低価格で非常に濃い内容となっておりますので、詳しくはコーティング説明にてお聞きください。
下地処理 ボディ磨き
次はボディ磨きに取り掛かります。
塗装に極力負担を掛けないいつもの研磨工法で、大小様々なポリッシャーを使い分けながら磨いていきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きによる変化をご覧ください。
塗装修理箇所の磨き直しもご覧ください。
これが塗装屋さんの磨きと我々の磨き屋の磨きの違いです。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 97.5 ミクロン
輸入車の塗装も100ミクロンを下回るようになってしまいましたね。
光沢計の数値は 84 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 96.6ミクロン
わずか0.9ミクロンのみの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 90 まで上がっています。
ただ単に磨いて傷を消すことだけをアピールするのではなく、如何に愛車のキレイを長く維持するか・・・を考えれば、自ずとコーティングの土台となる塗装を一番に考慮する必要があります。
近年薄くなっている塗装膜厚は「愛車のキレイ」を維持していく上で決して無視出来ないところです。
そのためにも各計器類は必要不可欠なアイテムと言えます。
コーティング施工後、如何に「愛車のキレイ」を維持しやすくなるかどうかは、コーティングの土台となる塗装の状態によっても大きく左右されるということを知っておいた方が良いと思います。
カーコーティングばかりアピールしている施工業者よりも、土台となる塗装に目を向けている施工業者を選ぶことをお勧めします。
研磨処理によってボディ全体を磨いたら下地処理までが終了。
ここからコーティング施工に取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
このベースコートによってティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が更に深く・濃く変化しました。
未塗装部分も・・・
専用コーティングで保護しておきました。
2層目 ガラスコーティング TG
3層目 防汚性UPコーティング SF
ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSFで防汚性能をプラスしました。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、1パネル毎温度管理しながら乾燥処理をしていきます。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regularの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。
傷だらけだったボディが漆黒のヌレツヤ感に大変身しました。
お客様にも『 見違えましたね~。ありがとうございます。』と大変喜んでいただきました。
この度は板金塗装修理をはじめ、カーコーティングやガラス撥水コーティングをご依頼いただきまして、ありがとうございました。
車屋さんで施工されたカーコーティングとの違いをしっかりと実感されたようで何よりです。
今後もこの良いボディ状態をキープするお手伝いもしっかりと務めさせていただきますので、末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点等のアドバイスがたくさんありますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ やホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。
BMW 420iの板金塗装修理 part1
BMW 420iのガラス研磨・ガラス撥水コーティング part2
BMW 420iのカーコーティング part3
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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