塗装修理をした車にカーコーティングを施工する場合、一定期間の乾燥期間をおいて必ず磨き直しを行っています。
コーティングは下地処理によって大きな差が生まれます。
施工の様子をお伝えします。
トヨタ ヴィッツのカーコーティング
トヨタ ヴィッツ F セーフティエディションⅢ
カーコーティングを施工させていただいているお車です。
車屋さんで広範囲の板金塗装修理をされたため、ボディ全体のカーコーティング再施工をご依頼いただきました。
ティーズクリアーコーティング Premium
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
板金塗装修理した場合、このような磨き跡等のダメージがあるのは一般的ですが、今回は当店の提携先ではないためよりダメージが多い状態です。
これらのダメージを放置して、そのままコーティングを施工する業者も多くありますが、それならばわざわざお金を出して頼む意味はありません。
「コーティングは下地処理によって大きな差が生まれます」ので、塗装の乾燥期間をおいて必ず磨き直しを行った上でコーティングを施工しています。
同じコーティングという名前でも、施工店によってやっている内容は全く異なりますのでご注意ください。
下地処理を行うにあたり、塗装状態を把握することが重要になります。
見えないものをキレイにすることは出来ませんから照明設備は最も大事な部分ですし、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用することで、より塗装の状態を把握することが可能になります。
ティーズフィルムでは「環境・設備が整ってはじめて技術が伴う」と考えます。
この内容につきましては、コーティング説明にて詳しくお伝えさせていただいていますので、「愛車のキレイ」に興味のある方は是非ご来店ください。
しっかりと塗装状態を把握しましたので、最善の処理を施してキッチリ仕上げていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
プロの洗車はボディにダメージを極力与えない気配り洗車です。
この洗車方法を各種カーコーティングをご依頼いただいたお客様には無料でお伝えしています。
これだけでもかなりのメリットだと思います。
下地処理 磨き前の下処理
次の工程は磨き前の下処理です。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
ティーズフィルムではこの純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を、コーティング施工後のメンテナンスでも取り組んでいます。
プロならではのメンテナンス施工を有効利用していただいているお客様がかなり増えていて、数ヶ月以上先まで予約が埋まっています。
このアフターサービスを取り組むために、メインのカーコーティング施工の受付を減らさなければならいないような状況です。
コーティングメンテナンスはハッキリ言って赤字です。
しかし、アフターフォローを真面目に取り組んでいるからこそ、このような状況になっています。
「コーティングはかけて終わりではなく、そこからが始まり」
「やりっ放しのコーティングなら、やらない方がマシ」
カーコーティングにおけるこのモットーに嘘がないように、日々真面目に取り組んでいる次第です。
下地処理 ボディ磨き
ボディ全体の不純物除去クリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
キッチリ磨き直して、塗装のツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きを行った変化をご覧いただきましょう。
違いは歴然です。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 159 ミクロン
塗装修理しているので膜厚は厚めです。
光沢計の数値は 100 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 158ミクロン
わずか1ミクロンのみの研磨で・・・
光沢計の数値は 106 まで上がっています。
ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、プロの技術者であればある程度出来て当たり前だと思います。
しかし「愛車のキレイ」を如何に長く維持していくかを考えれば、自ずとその土台となる塗装を一番に考えなければなりません。
ティーズフィルムではボディ磨きを行う上で、1工程に研磨する塗装膜厚を0.8~1.2ミクロンに抑えることで塗装に極力負担を掛けることなくツヤ・光沢を引き出しています。
そのためにも各計器類は必要不可欠なアイテムです。
この研磨工法でボディ全体を磨いたら下地処理までが終了です。
ここからやっとコーティングに取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が更に変化しました。
このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれ、より深みを増して変化しています。
未塗装部分は専用のコーティング剤を使って保護しておきました。
ベースコートの施工が終わったら、ここから更にトップコートを3層コーティングしていきます。
2層目 セラミックベースコートCP
3層目 セラミックガラスコーティング NC
4層目 防汚性UPコーティング SF
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って1パネル毎温度管理しながら乾燥処理を施します。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
あとはボディ全体の細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Premiumの完成
ティーズクリアーコーティング Premium 完成をご覧ください。
グリングリンのバフ目だらけだったボディが、圧倒的なヌレツヤ感をまとって復活しました。
お客様にも『 また新車みと~になったね。』と大変喜んでいただきました。
今回もカーコーティングをご依頼いただきまして、ありがとうございました。
喜んでいただいて何よりです。
今後のサポートもしっかりと務めさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
カーコーティングをご検討中の方、まずは約3時間のコーティング説明をお聞きください。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等、愛車のキレイを維持するために役立つ情報を惜しみなくお伝えさせていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点がたくさんあります。
しっかりとアドバイスさせていただきますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ や ホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
愛車のキレイをお求めの方は、広島市安佐南区のティーズフィルムにご相談ください。
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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