灯油こぼしや嘔吐等による車内クリーニングも多くご依頼いただいております。
状態によっては部品交換が必要になることもありますが、全てお任せください。
クリーニングの様子をお伝えします。
ダイハツ タント カスタムX
車内に灯油をこぼしてしまったというご相談です。
お客様とご相談させていただいた結果、部品交換を含む車内クリーングとレンタカー等々、保険対応から全てお任せいただくことになりました。
併せて元々傷があったリアバンパーとサイドスポイラーの交換もご依頼いただきました。
ありがとうございます。
写真が多いので、4話に分けてご紹介させていただきます。
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part1
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part2
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part3
ダイハツ タントカスタムの用品販売・取付(パーツ交換) part4
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし)
車内クリーニングから取り掛かります。
後部座席の足元に置いていた灯油が倒れてこぼれてしまったようです。
重曹を撒かれて掃除をされたようですが、浸み込んでしまったものを完全に取り除くことは出来ません。
こういった場合はクリーニングと部品交換を併用して行うのがベストですが、費用もある程度必要になりますので、加入されている保険がある場合は使用した方が良いと思います。
床部分のクリーニング
まずはシートを全て取り外した後、床材等も取り外していきます。
フロアマットを取り外さずに表面だけ簡易的なクリーニングで済ませるところも多くあるようですが、灯油や水分等が浸み込んでしまっている場合、フロアカーペットの下まで浸透していないか確認をする必要があります。
その上でキッチリクリーニングをしなければ、臭いが消えることはありませんし、カビの発生の原因にもなり得ます。
価格だけ安い簡易的なクリーニングは、かえって高い買い物になる可能性がありますので気を付けましょう。
やはりボディ部分までこの状態です。
クリーニングをする上で、どこまで汚れているかをしっかりと確認することが大事です。
重曹散布
重曹を散布して、浸み込んでいる灯油を吸収させていきます。
フロアカーペットの上から重曹を撒くのではなく、このように灯油に直接撒くことで吸収させていくわけです。
灯油を吸収したら、掃除機で吸い取っていきます。
この作業は1回やって終わりではありません。
何度も何度も繰り返し行うことで灯油を吸収・除去しています。
特殊溶剤を使用したクリーニング
全体の掃除を終えたら、次は除菌効果の見込める特殊溶剤を使用して徹底的に拭き取りクリーニングをしていきます。
トランク部分も・・・
キレイにしておきました。
取り外しているレール類も・・・
このように灯油が付着していましたが、こちらはカバーのみ新品に交換して・・・
それ以外はクリーニングさせていただきました。
灯油こぼしの場合、床全体を徹底的にクリーニングする必要がありますが、部品等の取り外し等も含めてかなりの時間を要します。
一般の方には難しい工程になりますので、プロに任せた方が間違いありませんね。
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part2 の記事へ続く・・・
2024/06/09 19:00UP予定です。
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part1
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part2
ダイハツ タントカスタムの車内クリーニング (灯油こぼし) part3
ダイハツ タントカスタムの用品販売・取付(パーツ交換) part4
資格:二級ガソリン自動車整備士・三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング・車内クリーニング
電装・内装リペア等
磨き・クリーニング・電装・修理等々様々な作業をそつなくこなすユーティリティプレーヤー。
その器用さはティーズフィルムNO,1を誇る。
各作業にファンが多い職人です。