カーコーティングは下地処理によって大きな差が生まれます。
洗ってコーティング剤を塗るだけではない、プロならではの施工技術を駆使した下地処理を行っています。
施工の様子をお伝えします。
日産 スカイライン GTのカーコーティング
日産 スカイライン GT タイプSP
カーコーティングを施工させていただいているお車ですが、車屋さんの入庫して部品交換をする際にボディにダメージを与えてしまわれたり、その他にも色々とあったようです。
「愛車のキレイ」を維持していく上で、車屋さんは気を付けなければいけないところのひとつです。
これが何を意味するのか、コーティング説明をお聞きいただいた方であれば理解されていると思います。
お客様とご相談させていただいた結果、ボディ全体のカーコーティングの再施工をすることになりました。
ティーズクリアーコーティング Regular
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながらボディチェックをしていきます。
車屋さんには照明設備がありませんのでこれらのダメージが見えていません。
・・・というより、ダメージを与えていることにすら気付いていないのが現状です。
車屋さんにカーコーティングを依頼したことがある方、これが何を意味するかを考えてみた方がいいですよ。
計器類も使用して塗装状態をしっかりと把握しましたので、最善の処理を施してよみがえらせていきましょう。
下地処理 純水洗車
純水洗車から取り掛かります。
正しい洗車方法を知らない車屋さんがほとんどだということも知っておいた方がいいですね。
下地処理 磨き前の下処理
続いて磨き前の下処理に取り掛かります。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
洗車をした後にも関わらず、特殊溶剤に反応して不純物が浮き上がってきましたので・・・
ボディにダメージを与えることなく分解除去クリーニングしました。
このあたりも・・・
スッキリと分解除去しました。
この他にもパーツの継ぎ目やモールの溝、エンブレム周りやグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
前回のご入庫から3ヶ月弱ですが、このように汚れたタオルが4枚ではなく、かなりの枚数が必要なくらい不純物の付着がありました。
1年に1回のメンテナンス・・・というところが多くありますが、それで大丈夫なのかは疑問です。
ティーズフィルムではこの純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を、コーティング施工後のメンテナンスでも取り組んでいます。
超低価格でありながら非常に濃い内容となっているため有効利用されるお客様がかなり増えており、1ヶ月以上先まで予約が埋まっているような状況です。
下地処理 ボディ磨き
ボディ全体の不純物除去クリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
いつもの研磨工法で塗装のツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きを行った変化をご覧いただきましょう。
しっかりよみがえっているのがわかります。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単にダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 126ミクロン
光沢計の数値は 87 ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 125ミクロン
わずか1ミクロンのみの研磨ですが・・・
光沢計の数値は 92 までUPしています。
ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、プロの技術者であればある程度出来て当たり前。
「愛車のキレイ」を長く維持していくことを考えれば、自ずとその土台となる塗装を研磨処理後に如何に温存出来るかというところに意識を持って取り組むべきだと思います。
ティーズフィルムではボディ磨きを行う上で、1工程に研磨する塗装膜厚を0.8~1.2ミクロンに抑えることで塗装に極力負担を掛けることなくツヤ・光沢を引き出しています。
そのためにも各計器類は必要不可欠なアイテムです。
このボディ磨きで全体を磨いたら下地処理までが終了。
ここからコーティング施工に取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が更に深みを増してより濃く変化しました。
このベースコートによってティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
2層目 ガラスコーティング TG
3層目 防汚性UPコーティング SF
ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSFで防汚性能をプラスしました。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、1パネル毎温度管理しながら乾燥処理をしていきます。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regularの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。
漆黒のヌレツヤ感が復活しました。
お客様にも『 ビカビカですね。めっちゃキレイです。ありがとうございます。』と大変喜んでいただきました。
今回もご依頼いただきまして、ありがとうございました。
色々と災難が続いて嫌な思いをされたことと思いますが、お客様にはティーズフィルムが付いています。
何度でもこの良い状態に復活させることが出来ますので、ご安心ください。
アフターサポートもしっかり務めさせていただきますので、ご一緒に「愛車のキレイ」を維持していきましょう。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
「愛車のキレイ」を維持するためには、施工技術の確かなプロによるコーティング施工をした上で「日頃のお手入れ」と「定期的なメンテナンス」で維持していくのが理想です。
これらの内容を、詳しくお伝えしているのがコーティング説明です。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等を含めて、約3時間かけてわかりやすくご説明させていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点等のアドバイスがたくさんありますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には施工ブログやホームぺージ等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
カーコーティングをご検討中の方は、広島市安佐南区のティーズフィルムに是非ご相談ください。
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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