カーコーティングはどこでやっても同じではありません。
下地処理によって大きな差が出ます。
施工技術のあるプロの見極め方を知りたい方はご相談ください。
コーティング施工の様子をお伝えします。
トヨタ ハイエースのカーコーティング
トヨタ ハイエース
全国的に有名なコーティングのプロショップの直営店で2回ガラスコーティングを施工されているお車です。
数ヶ月前にメンテナンスをしてもらったところ、チョーキングを起こした状態で帰ってきたそうです。
それをショップの施工者に伝えても何もしてくれなかったそうで、お客様はかなりご立腹の様子でした。
その後は手洗い洗車をしていたそうですが、汚れが付着しやすくなってしまい・・・
こんな状態になってしまっています。
コーティングメンテナンスのメイン作業は不純物除去のはずですが、それをやって何故チョーキングを起こしてしまうのか・・・。
おそらくメンテナンスの意味すらわかっていない、自称プロが施工したんだと思います。
カーコーティングをキレイに仕上げるのは、プロであれば当たり前。
そのキレイな状態を如何に維持していくかが問題だと思います。
ティーズフィルムがいつもお客様にお伝えしている【アフターの重要性】
何らかのコーティングでボディを保護した上で【日頃のお手入れ】と【定期的なメンテナンス】で【愛車のキレイ】を維持していくのが理想ではないでしょうか。
コーティングを売ろうとする業者の典型がその真逆であり、まるでアフターが必要ないかのような謳い文句をお客様に伝えているところさえあリます。
どちらが【愛車のキレイ】をより維持出来るかを考えてみてください。
自ずと答えは出てきますね。
今回もコーティング説明をお聞きいただいた結果、カーコーティングをご依頼いただきましたので、自称プロとの違いをしっかりと実感していただきましょう。
ティーズクリアーコーティング Regular
ティーズクリアーコーティング Regular を施工していきます。
特殊照明下における計器類を使用したボディチェック
まずは特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を用いながら、ボディチェックをしていきます。
メンテナンスと称して磨いたんでしょうね。
そりゃーチョーキングを起こしてしまうわけです。
塗装膜厚計や光沢計等の計器類も使用して、塗装の状態をしっかりと把握しましたが、ルーフの塗装膜厚は50ミクロンを切ってしまっています。
本来であれば塗装修理をおススメしたいところですが、お客様はそれを希望されていないため、今の塗装状態で出来る最善の処理を施してよみがえらせていきましょう。
下地処理 純水洗車
はじめは純水洗車から取り掛かります。
洗車のプロ・・・と謳っている某ショップの洗車が、実は間違った洗車方法を行っているという事実。
コーティング説明をお聞きいただいた方であれば、この意味は理解出来るはずです。
下地処理 磨き前の下処理
次の工程は、磨き前の下処理です。
洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を、特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。
特殊溶剤で不純物を浮き上がらせて・・・
分解除去クリーニングしました。
未塗装部分も・・・
クリーニングしました。
この他にもエンブレム周りやパーツの継ぎ目、モールの溝やグリル部分、給油口の中やナンバープレートの裏側まで、特殊溶剤と熊野筆等を使って細部に至るまでクリーニングしていきます。
このように汚れたタオルが大量に出るほどの不純物が付着していました。
ティーズフィルムではこの純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を、コーティング施工した後のコーティングメンテナンスでも取り組んでいますが、この不純物除去がコーティングメンテナンスのメイン作業であり【愛車のキレイ】を維持していく上で最も大事な取り組みです。
洗ってメンテナンス剤を塗るだけ・・・とか、磨く・・・という作業はメンテナンスではないと思います。
下地処理 ボディ磨き
ボディ全体のクリーニングが終わったら、次はボディ磨きです。
いつもの研磨工法で塗装に極力負担を掛けることなく、大小様々なポリッシャーを使用しながら細部に至るまで塗装のツヤ・光沢を引き出していきます。
ボディ磨きのビフォーアフター
ボディ磨きによる変化をご覧ください。
塗装のツヤ・光沢を引き出すのがボディ磨きであり、塗装を傷めるような作業は本末転倒です。
ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単に洗車傷や磨き跡等のダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した【塗装を数値化した研磨】によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながらツヤ・光沢を引き出しています。
ボディ磨き前の塗装膜厚は 62.6 ミクロン
こちらも薄いですね。
光沢計の数値は 70 しかない状態ですが・・・
ボディ磨き後の塗装膜厚は 61.6 ミクロン
わずか1ミクロンのみの研磨にも関わらず・・・
光沢計の数値は 100 までUPしました。
ただ単に磨いて傷を消すだけであれば、プロと名乗る施工技術者であれば出来て当たり前。
そのようなアピールに必死になるのではなく、コーティングを施工した後も【愛車のキレイ】を長く維持していくために何が大事かを考えている施工業者でれば、塗装を温存することを一番に考えるはずです。
【塗装はコーティングの土台】ですから、ティーズフィルムでは1工程に磨く塗装膜厚を0.8~1.2ミクロン程度に抑えて、如何に塗装に負担を掛けないようにするか・・・という部分を常に考えて取り組んでいます。
こういった研磨を行うためにも、各計器類は必須アイテムとなります。
研磨後の状態を目視で確認をすると・・・
まったく別物に変化しているのがわかります。
これが自称プロとの差です。
このボディ磨きで全体を磨いたら下地処理までが終了。
ここからやっとコーティングに取り掛かります。
1層目 クリアー樹脂ベースコート HYP
特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。
下地処理で引き出した塗装のツヤ・光沢が、更に変化しているのがわかります。
このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。
未塗装部分も・・・
専用コーティングでキッチリ保護しておきました。
2層目 ガラスコーティング TG
3層目 防汚性UPコーティング SF
ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコートしていきます。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSFで防汚性能をプラスしました。
コーティングのヒーター乾燥処理
コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、1パネル毎温度管理しながら乾燥処理です。
この乾燥処理をすることでコーティングの硬化を促進させるだけでなく、初期不良等も起こり難くなります。
あとは細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regularの完成
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。
チョーキングを起こしてしまっていたボディが、ヌレツヤボディに大変身しました。
お客様にも『 おお~~~見違えたね~~~。高級車みたい。』と大変喜んでいただきました。
自称プロと本当のプロの違いをしっかりと実感していただけたようですね。
喜んでいただいて何よりです。
しかし、ボディはダメージを受けやすい状態に変わりはあリませんので、今後は【日頃のお手入れ】をより慎重に行っていただき、我々の【定期的なメンテナンス】を有効利用していただきながら、ご一緒に【愛車のキレイ】を維持していきましょう。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
カーコーティングをご検討中の方、まずは約3時間のコーティング説明をお聞きください。
- コーティング施工後のアフターの重要性
- コーティングの正しい情報
- コーティング施工業者の選び方
- ティーズフィルム独自の取り組み
一般の方が知らない情報等、愛車のキレイを維持するために役立つ情報を惜しみなくお伝えさせていただきます。
特に新車納車前の方には、納車前に気を付けなければいけない点がたくさんあります。
色々とアドバイスさせていただきますので、お早めにお聞きいただければと思います。
担当者が不在のこともありますので、事前にご予約の上、お時間に余裕をもって広島市安佐南区のティーズフィルムにご来店ください。
ご来店前には 施工ブログ や ホームぺージ 等、各種SNSをしっかり読んでおいていただくと、よりスムーズに説明が進みますので、是非ご覧いただければと思います。
愛車のキレイをお求めの方は、広島市安佐南区のティーズフィルムにご相談ください。
資格:三級ガソリン・エンジン自動車整備士
三級自動車シャシ整備士
専門:カーコーティング
コーティングメンテナンス・電装等カーコーティングやコーティング施工後のアフターフォロー等を主に担当し、お客様の様々な相談を丁寧な接客で対応しています。
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