トヨタ プリウスPHVのカーコーティング part2

ティーズクリアコーティングに取り掛かります。
塗装箇所の磨き直しとコーティング再施工だけでなく、ボディ全体をリセットすることになりましたので、それらの施工の様子をお伝えしていきます。

トヨタプリウスPHVのカーコーティング
1. ティーズクリアーコーティング Regular施工の様子

トヨタプリウスPHVのカーコーティング

鈑金塗装修理が終わって一旦納車させていただき、一定期間の塗装乾燥期間を経て再入庫いただきました。

ティーズクリアーコーティング Regular施工の様子

特殊照明下における計器類を使用したボディチェックの様子

特殊照明を配置したコーティングブース内において、塗装膜厚計や光沢計等の計器類も用いながら、ボディチェックをしていきます。

塗装屋さんの磨き跡等のダメージが確認出来ます。

『なぜ塗装修理後に磨く必要があるのか？』と意味の分からないことをいう損害保険会社があります。
これらのようなダメージの上にコーティング施工をして、いい結果が得られるはずがないことを、誰が見てもわかると思うのですが・・・。

ダメージを確認出来ない環境でコーティング施工をしているところに、適切な処理は出来ません。
それでも名前はコーティング・・・です。
そのような簡易的なコーティングであれば、とにかく値切ろうとする損保が提示する1パネル8000円程度で施工が出来るのかもしれません。
しかし、ちゃんと施工技術のある本当のプロであれば、下地処理をキッチリ行った上でコーティングを施工するはずですし、相応の施工価格を提示するはずです。

現状復帰をするための費用を修理価格で補うという根本には程遠い価格を提示する損害保険会社は、絶対に選ばない方がいいですね。
皆さん、気を付けましょう。

塗装膜厚計や光沢計等の計器類も、ボディ状態をしっかりと把握するためには必須アイテムです。
しっかりとボディ状態を把握しましたので、バッチリ仕上げてお客様に喜んでいただきましょう。

下地処理純水洗車の様子

まずは純水洗車から取り掛かります。

下地処理磨き前の下処理の様子

続いては、磨き前の下処理に取り掛かります。

洗車で落とすことが出来ない汚れはもちろん、ボディに付着した鉄粉やスケール等の不純物を、特殊溶剤を使って分解除去クリーニングしていきます。

ボディだけでなく・・・

細部に至るまで特殊溶剤と熊野筆等を使用しながらクリーニングをしました。

ティーズフィルムでは、この純水洗車と磨き前の下処理と全く同じ工程を、コーティング施工後のメンテナンスでも取り組んでいます。

下地処理ボディ磨きの様子

ボディ全体のクリーニングが終わったら、次はボディ磨きに取り掛かります。
塗装修理箇所の磨き直しはもちろん、その他の部分も軽い研磨処理を行って塗装のツヤ・光沢をしっかりと引き出していきます。

ボディ磨きのビフォーアフター

塗装屋さんと磨き屋さんの違いをご覧いただきましょう。

ティーズフィルムのボディ磨きは、ただ単に磨き跡等のダメージを磨いて消しているだけではなく、塗装膜厚計や光沢計等の計器類を使用した「塗装を数値化した研磨」によって、コーティングの土台となる塗装を如何に減らさないか・・・を常に考慮しながら、ツヤ・光沢をしっかりと引き出しています。

ボディ磨き前の塗装膜厚は 90.9ミクロン
トヨタ車にしては、薄めの塗装膜厚です。

光沢計の数値は 92ですが・・・

ボディ磨き後の塗装膜厚は 89.8ミクロン
わずか1.1ミクロンのみの研磨で・・・

光沢計の数値は 97 までUPして・・・

しっかりよみがえりました。

このボディ磨きで全体を磨いたら下地処理までが終了し、ここからやっとコーティングに取り掛かります。

1層目クリアー樹脂ベースコート HYP 施工の様子

特殊な研磨技術を使って、1層目のベースコートをクリアー補充していきます。

このベースコートによって、ティーズクリアーコーティングの最大の特徴である圧倒的なヌレツヤ感が生まれます。

未塗装部分には・・・

専用のコーティング剤で保護して黒々とさせています。

2層目ガラスコーティング TG 施工の様子

3層目防汚性UPコーティング SV の様子

ベースコートでボディ全体を保護したら、ここから更に2層のコーティングをトップコート。
ガラスコーティングTGで防御被膜を形成して、防汚性UPコーティングSVで雨ジミを軽減させる防汚性能をプラスしていきます。

コーティングのヒーター乾燥処理の様子

コーティング施工後はカーボンヒーターを使って、１パネル毎温度管理しながら乾燥処理です。

この乾燥処理をすることで、コーティングの硬化を促進させることができますし、初期不良等が起こり難くなります。

ティーズクリアーコーティング Regularの完成

細部仕上げを行って、最終チェックをしたら作業完了です。
ティーズクリアーコーティング Regular 完成をご覧ください。

圧倒的なヌレツヤボディが復活しました。

お客様にも『やっと一段落しました。いろいろとありがとうございます。キレイになってよかったです』と大変喜んでいただきました。

今回もご依頼いただきまして、ありがとうございました。
お客様にはティーズフィルムがついていますので、何度でもこのいい状態によみがえらせることが出来ますのでご安心ください。
保険会社がなかなか支払いに応じないのが問題ですが、そのあたりも含めて今後もしっかりとフォローさせていただきます。
今後とも末永いお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

損害保険が絡む保険事故修理において、『保険を掛けているから大丈夫』と思われている方がほとんどだと思いますが、その答えは『加入している損害保険会社による』です。

酷い対応をする損害保険会社にあたってしまうと・・・

とにかく支払いを値切る
当たり前のように嘘を付く
裁判をチラつかせて脅す
のらりくらりと長期間放置する

こんな対応をされることも少なくありません。
普通に考えれば『ウソでしょ？！』と思われるかもしれませんが、こういった経験をしたことがある方がたくさんいらっしゃると思います。
こういった嫌な思いをしないためにも【事故を起こさない・もらわない】ということですが、起こってしまうのが事故というもの。
やはり【損害保険会社選びが大事】になってきますね。
この記事を見ていただいた方に少しでもお役に立てればと思っていますので、アドバイスの欲しい方はご相談ください。

カーコーティングをご検討中の方、まずはコーティング説明をお聞きください。